って聞かれた回数は数え切れないですが、その答えにつながるひとつのこと。
写真は2008年のオーストラリアで撮った一枚、いつもデスクの横に貼ってあります。
この写真より前、2006~07年くらいだったか僕はアパレル企業で働いていた。当時ブランドは東京/ミラノコレクションを発表したり勢いあるブランドである一方の私は土日に知り合いの現場仕事でバイトしたりして生活を送っていた。一見華々しいような裏でのリアルな懐事情がたまらない。自分の趣味もできない、というよりそんな気にすらならないほど忙殺されていた。真っ白い肌とげっそり不健康そうな見た目が仕事ジャンキーというかもうゾンビ。まぁ若かったしそれでも毎日元気でしたけど。そして何年か経って退職後に友人と少し長めのリハビリ旅行に行ったのだ。
最高だった旅行の内容はここでは省略しますが、デジカメでたくさん撮ったなかで現地のワーカーの写真を何枚か撮っていた。高校の頃にやった引っ越しのバイトから数えると作業着を着ている年数は長いもので、現地で働くワーカーの格好がとても新鮮に映った。
そこにある日本では見たことないその色使い、半袖短パン、サングラス、そのスタイルがどれもかっこよかった(日本の作業服に対して”なんかなぁ”と思っていたこともあるが)
そしてこの旅行の後にまた別のファッションブランドで働くことになったわけだがこの時感じた思いがずっと頭の片隅に残っている、そんな9年前の一枚。
またオーストラリア行きたいなぁ
遊びに。